2022年3月19日土曜日

230 国難・立ち上がれ日本

230 国難・立ち上がれ日本(2022年3月)

 

  やむにやまれぬ大和魂

今回は、「晩期がんからの生還」とは違うテーマで書いてしまった。

 

あまりにも日本の現状がひどすぎて我慢ができなかった。

吉田松陰の詩に

かくすればかくなるものと知りながらやむにやまれぬ大和魂

 

というのがある。やむにやまれぬ気持ちで書いている。

バブル崩壊から30年「失われた30年」といわれている。日本人はこの間、完全に自信を失ったようだ。惰性にながされ、危機意識が極めて乏しい国民になってしまった。

 

 目を世界に転じれば、ロシアがウクライナを侵略している。これは戦争である。戦争は避けたいが、弱肉強食が世界の現実である。

 ウクライナは日本の未来の姿と見たい。

日本はとてつもない内憂外患に直面している。まさに危急存亡の秋である。

一人でも多くの人に、この現実に気付いてほしいと思い書いている。

 

  内憂・獅子身中の虫

まず内憂から見ていこう。これは「獅子身中の虫」、日本を内部から崩壊させる、きわめて厄介な相手である。いくつかある、

第一に中国共産党による日本侵略工作である。政治家、財界人、マスゴミ、

出版社、大学および学者、研究機関、あらゆる分野に中国共産党の工作員が浸透している

金に任せて日本国中の土地を買い漁っている。デモ隊を金でかき集め各地で

反対運動をしている。日本国中何でもありで、勝手に振舞っているとみなければならない。

手遅れかもしれないが、今手を打たなければ、日本は中国共産党の支配され

る国になってしまう。恐ろしいことだ。

 

第二は「自ら歴史を貶める日本人」である。捏造した嘘で日本人を貶めてき

た。朝日新聞がその典型である。反対の意見には大きな声で恫喝する。言論の自由が聞いてあきれる。

権威を背景とする大学教授も間違った歴史を、あたかも真実のように作り上

げ、日本中に拡散してきた。極めて悪質な存在だろう。

貶める日本人はこのほかにも沢山いるが、以下の書籍を参考にしてほしい。

「自ら歴史を貶める日本人」 西尾幹二著

「日本国紀」 百田尚樹著

「日本の敵」 櫻井よしこ著

 

第三はリーダー不在の日本である

政界は予見性もなく、判断力もない政治家が要職に就いている。恐ろしいこ

とだ。とても有事には対応しきれない政治家である。

 

官僚は事なかれ主義で、日本のために役に立たない。「失われた30年」は、

まさに財務省の政策判断の失敗か、あるいは意図的に行われたか(もし意図的とすると、徹底的に解明しなければならない)(「新・国債の真実」 高橋洋一著)

今の日本の官僚は失敗だらけだが、浄化する仕組みもないし、だれも責任を

取らない。これを指弾する政治家もいない。マスゴミは官庁の御用記者で外部から批判もできない。

 

獅子身中の虫はなかなか手ごわい。対して今我々にできることは限られている。

無能な二世政治家や反対だけを叫ぶリベラルと言われる政治家、そして親中国派と言われる政治家、いずれも日本のために役に立たない議員たちだ、選挙で落選させよう。

一方、今の日本が必要としているのは「腹の座ったリーダーである」強いリ

ーダーシップを持ち、あとで触れる有事にそなえた体制を作れるリーダーをバックアップしていきたい。

 

  外患・日本はまさに有事下

「ウクライナは将来の日本の姿だと先に述べた」

日本の周辺国には中国、ロシア、北朝鮮という専制国家・独裁国家が存在し、いずれも軍事大国で日本を恐喝している。

 

中国について見てみよう。中国はチベット自治区、内モンゴル自治区、新疆

ウイグル自治区で凄まじい人権弾圧を行っている。(「中国の暴虐」櫻井よしこ・楊逸・楊海英 共著)。

東南アジアの海洋では島の周辺を埋め立てて軍事要塞化し自国の領土だと

主張、近隣諸国との緊張を作っている。国際法違反との判決が出ているが、

全く無視している。

さらに、台湾、日本の尖閣諸島を中国の領土だと主張し、着々と軍備を拡充

し、軍事力で手に入れようとしている。安部元総理は「台湾有事は日本の有事」といっている。

日本国民は中国に攻められる覚悟をしなければならない。

 

尖閣諸島だけでなく、中国のミサイルは日本の原子力発電所、米軍基地、自衛隊基地に標準を合わせている。いつでも発射準備が出来ている。日本はこれらミサイルを迎撃する能力を持ち合わせていない。

 

座して待つわけにはいかない。ウクライナをとことん研究したい。

ウクライナは史上最強と言われてきたロシア軍の戦車部隊を撃破している。

歩兵が持つ対戦車ミサイルやドローンの投入によって戦車を撃破している、戦い方が変わったようだ。ゲームチェンジャーである。軍事大国と向き合うにはゲームチェンジャーを思い切って進めなければならない。高市早苗氏は「衛星」「サイバー」「電磁波」「無人機」などを列挙していた。

 

有事に備えて「国防力の強化」はもちろんだが、憲法改正、スパイ防止法、

経済安全保障、外国人の不動産取得制限、やるべき事が沢山ある。(「美しく、強く、成長する国へ」 高市早苗著)

 

  歴史に学ぼう・誇り高き日本

日本は今、国の内外で未曾有の国難に直面している。だからこそ日本人は目

を覚ませ!そして誇りをもって立ち上がり、行動を起こせと言いたい。

歴史を見てみよう。

明治維新は西洋列強から植民地化される国難に直面していた。東南アジアで植民地化を防いだのは、日本とタイだけであり、稀有のことだった。明治維新から40年でロシアに勝利し、ようやく列強と肩を並べるまでになった。

 

もう一つ、挙げておこう。太平洋戦争(大東亜戦争)の敗北と焦土からの復

興である。あの絶望的な状況の中から日本人は底力を発揮して、国難を克服、奇跡といわれる復興を成し遂げた。

 

日本人はネガティブな国民という人もいるが、それは違う。絶望的な状況に

なればなるほど日本人は底力を発揮し国難を克服してきた。災害の多い国土だからこそ先人から受け継がれたDNAに刻み込まれたのかもしれない。

この底力を今、発揮して活力ある輝ける日本を復活させたい。

大切なことは、国内だけに目を向けるのではなく、世界が日本を求めていると覚悟しよう。「国際社会で貢献できる国となろう」という目標に向かって勇気をもって足を踏み出す時である。

 

2022年3月19日

ガンと戦う仲間より

 

一島 晃 

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