2018年1月1日月曜日

215 一日一万歩

215 一日一万歩 (一)ダビンチ手術  2014年1月、3ヶ月検診があったが、何事も無く一安心である。
ところで最近の変化を触れると、ガン闘病3年が経過した昨年の11月ごろから朝の散歩時間が延びてきた。約2時間位になったのである。最近までいつも散歩の後半は疲れてきて、なかなか時間が延びなかったのである。

 私の友人に前立腺ガンでダビンチ全摘出手術をされた人が手術後、2ヶ月で長距離ジョギングを再開したと報告してきた。

 ダビンチ手術というのは「手術支援用ロボット」を使った手術である。医者は患者に触ることなく患部の立体画像を見ながら遠隔操作で自分の手指のようなアームを自由に操ることで手術をする画期的な手術手法である。患者から見ると出血が少ない、傷口が小さい、術後の痛みが少ない、回復が早いなど優れた利点がある。
ただダビンチ手術は、ガンが転移していると使えない手段である。

 それにしても、おなじ前立腺ガンでも私のように体力がある程度回復するのに3年もかかる人もいれば、この友人のようにわずか2ヶ月という人もいる、この差には驚かされる。つくづくガンというのは一筋縄ではいかないと思い知らされた。

(二)行動範囲が格段に拡大
 散歩時間が2時間になると行動範囲が広がり、一段と楽しみが増してくる。現在6つぐらいの散歩ルートがある。

・検見川神社―花見川コース
・浅間神社―マリンピア(イオンのスーパー)コース
・稲毛海浜公園「花の博物館」コース
・千葉マリンスタジアム(日本ハムのホームグラウンド)コース
・幕張イオンモールコース
・花見川―神田外語大学コース

 6つのルートにいくつかのオプションが加わるとさらにいろいろな変化に富んだ楽しみ方ができる。たとえば千葉中央卸売市場の散策、花見川の両岸散策、日本庭園の散策などなど。

 今年の冬は「ヒートテック」と「生姜」によって寒さに負けず頑張っている。「生姜」は乾燥させたものを一日三杯生姜湯にして飲んでいる、それと散歩に出かける前にはスライスした生姜を黒砂糖で煮込んだものを口にくわえて出かけている。血流が良くなり身体が温かくなるのがわかる。

(三)散歩道にトイレが重要
 散歩道を選ぶにあたっては「トイレが重要」である。相変わらずトイレに行きたくなると我慢ができなくなる。前立腺肥大は依然継続しているからだ。
 最近の神社のトイレはものすごくきれいになっている。これは助かる。またスーパーの食品売り場の開店時間が早くなっているのも助かる。このほかホテルのトイレ、飲食街のトイレ、公園のトイレのある場所を散歩道に選んでいる。

 ガンには有効だった「玄米菜食・野菜ジュース」は前立腺肥大には効果が無かった。なんにでも万能とはいかないものである。
 毎年冬になると就眠時間にトイレに起こされるのがつらいことである。前立腺肥大についてはいくつかの経験談を読んだがどうも決め手にはならなかった。もう一段試行錯誤が必要だと考えている。

(四)中国製「歩数計
 歩く距離が伸びたので遊び心に「歩数計」を買ってみた。ダイソー(百円ショップ)で購入したのが中国製だった。数日で狂いだし結局五個取り替えてもらったがまともなものは一つも無かった。中国製だからしょうがないか。連続して五個も不良品だったこともあったのであろうか「ダイソー」の売り場から「歩数計」が消えてしまった。

 櫻井よしこさんは「異形の大国 中国」(新潮文庫)という著書の中で中国のことについて「平気で歴史を捏造し、領土の拡大の野望を抱き、軍事力の強化に奔走し、環境汚染を撒き散らす。そして毒入り餃子事件ではなりふり構わぬ責任転嫁と開き直り」と厳しい見方をしており「彼らに心を許してはならない」とまで言っている。

 私は餃子事件が起こる前から中国産は安くても購入してこなかった。農薬問題に始まって、食の安全についてはまったく信用がもてないからである。今回の「歩数計」問題で私の中国に対しての不信感はより深まったようだ。

 散歩の話に戻ろう。いい加減な「歩数計」ではあるが、私の1kmの歩数はおおよそ1500歩、時速4kmとすると6,000歩である。1時間歩いても1万歩にははるかに届かない。「一日一万歩を歩きましょう」とよく医者は言うが、意識しないと一日一万歩は届かない歩数である。
(2014年1月25日 記)

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