2018年1月1日月曜日

223 ガンとの共存・八年目に入る

(一)共存は八年目
 過ぎてしまえば早いものでガンとの共存は八年目に入った。時々ガンの痛みに苦しんでいた当時を思い出す。そして、よくぞここまでこれたことに感謝の念がいっぱいである。 
 三ヶ月ごとの定期健診では少しずつPSAは上昇している。直近の2017年12月の数値は0.45(前回0.316)であった。主治医は「次回の数値を見て薬を飲むかどうか検討しましょう」ということで、今回も薬から逃れることが出来た。


(二)自分をほめてあげたい
 自己自慢になるので書きにくいのであるが、いくつかあげてみたい。
①血管年齢が65歳と判定された。これは実年齢より8歳も若く判定されたことになる。うれしいですね。これは「クルミ」の成果だと思っている。テレビの健康番組でクルミの効果を聞いてすぐに実行した。我が家では、「健康にいい」といわれたことはできるだけ実行してみることにしている。
②血圧は最高が115前後、最低は65前後と安定している。数値は年齢からすれば健康優良児である。この数値はここ数年変化がない。余談だが、囲碁を打った後すぐに測定すると最高値が20ほど上がっている。少したつと下がっているのが面白いですね。
③全部自分の歯である。今年虫歯治療に10ヶ月も掛かった。いままでほったらかしにしていたから当然の報いであるが、幸いなことにいままで何とか自分の歯を維持することがきた。同年代の人がほとんど入れ歯をしているのを見れば頑張っているのではないだろうか。
④週6日の囲碁三昧。これは前にも触れたが、毎日高段者の人と打っていただける。こういう機会に出会うことはなかなかないのに実に恵まれている。毎日充実していて月日がたつのが早い。

 なお以上はいいこと尽くめであるが、反対に現在の懸念材料は脂肪が多いことである。血液検査では毎回中性脂肪だけが基準値を上回っている。また自宅の体重計では体内脂肪率と内臓脂肪率が基準を上回っている。
 牛肉や豚肉をほとんど食べてうなうのにこの結果はなんとなく釈然としない。ただこの問題は「睾丸」を除去手術しているため私の場合、「微妙なホルモンバランスが一般の人を対象としている基準とは違うのだ」 と勝手に解釈している。それでもなんとなく気になるものである。

(三)医食同源の実践
 「玄米+菜食+ジュース」はガンとの共存開始から今まで継続している。牛肉と豚肉はほとんど食べていないのは、先に触れたが、このことを人に話すとほとんどの人は、「たんぱく質不足」を懸念する。
 「たんぱく質」については卵、大豆、納豆、豆腐、煮干、クルミ、ヨーグルトを摂っているので問題ないと思う。ただ最近は足や腕の筋肉を強化したいと思い、「鳥の胸肉」を食べ始めたところである。
 「食事は健康の源」、この八年間の食事と先に触れた成果を振り返り「医食同源」を実践してきたと思う。これからも今までの食事を続けていきたいと考えている。

(四)短期の目標は「共存・十年目」のごほうび
 2017年7月に義父をなくした。享年94歳であった。クレアチニンが高かったことで十年前から人口透析をしていたが、それ以外の病気もなく、頭も明晰であった。ただ透析によって心臓の負担が徐々に高まり、医者からは「いつ亡くなってもおかしくない」といわれていた。その通り痛みもなく急に亡くなられた。まさに「ピンコロ人生」 だったのである。
 自分も義父のような生涯であってほしいと思う。それには「心身ともに健康」でなければならない。脳を含め健康であり続けるには、これまでのような自己管理が欠かせないだろう。
 そうはいっても継続するには「共存・十年目」には「ごほうび」も必要だろう。
今まで断っていた「日本酒を飲みたい」、こんなささやかな目標を設定した。

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